2012年1月12日木曜日

Tab-Mate Controller レビュー





セルシスの左手デバイス「Tab-Mate Controller」(以下TMC)
コミスタ・イラスタユーザーなら2000円という安さにつられて購入。

デバイスはWindowsにゲームコントローラーとして認識される。
当然、ゲームコントローラーに非対応な多くのお絵かきソフトには使えず、ゲームには使える。
コミスタの場合、コミスタの起動と同時にTMC監視用のプログラムが起動するので、そいつが落ちてるとコミスタでも使えない。
ボタンの割り当てや設定も現時点では不可能なため、基本的にはコミスタ・イラスタ専用左手デバイス。














ボタンは6つあるけど、実用になるのは4つ。
使えない2つのうち1つはマウスモードへ切り替えるハード的スイッチ。Windowsでも入力を拾えないため本当に使えない。
もう1つは握った時に中指に当たるボタンで、誤動作防止のためかなり奥まったところにあり非常に押しづらい。

スティックの動作はスクロールと表示の回転で、スティック自体を押すことで切り替える。
スティックで操作できるのは使いやすいけど、切替のクリックは重くスティック自体の高さもあってこれまた押しづらい。
頻繁に行う両者の切替がこれのおかげでストレスになる。
押し込みの際に滑って合わせた画面がずれることもあるから、いちいちスティックをニュートラルに戻さないといけないのがさらにストレス。

スクロールも回転も操作の方向が決まっているので、自分の感覚と反対でも要我慢。
この手の操作には最低限必要な反転切り替えすらないのはさすがに呆れたくなってくる。
無いよりマシ程度のマウスモードなんて付けるくらいなら、よっぽどこちらを何とかするべきだろう。
個人的には、このスクロールの速度が速すぎるのも気になる点。

回転はスティックを動かした量による相対的な動作ではなくて、スティックを倒した方向に向きを固定する絶対指定。
この仕様、右から左や上から下等一気に向きを変えるには良いけど、細かい移動や「今見えてる画面からどのくらい回すか」という操作は非常にやりにくい。
斜め構図や上下反転の構図で作画してる時、直感的に描きやすい方向へスティックを倒せるかというと正直無理。
一度スティックをニュートラルにしたら普通の向きだって同じ角度には戻せない。

握った時の感触、形状は非常に良く、長時間握っていても苦にならないほど軽量。
上に挙げた「使えないボタン」以外のボタンはそこそこ押しやすく、スティックの位置も指にしっくりくる。
入力装置としての形は良くできてると思う。

タブレットのボタンや、キーボードタイプの場合そこに手を置くために姿勢を制限されるけど、
TMCは左手に握りこむおかげで左手の位置を制限されないのが良い。
TMCが他の左手デバイスより優れてる点がこれだと思うし、この点にメリットを感じない人にはこれっぽっちもお勧めできない。

自分の場合、どうにも使えない割り当て関連はJoyToKeyとAutoHotkeyの併用で対応。
自分で使いやすいようにどうとでもする気力がある人にも良いデバイスだと思う。





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